第15回・英語:ややこしい表現:オーバー〜まとめて覚えよう。➕雑談長め
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- 2024年6月3日
- 読了時間: 2分
overseaという表現は文字通り「海の向こう」つまり海外を表す。
ただこれはちょっと古い表現なので今は
overseas「海外」となる。
じゃあoverseeは?これは「監督する」という意味に。
じゃあこれをlookに変えて
overlookにすると「見落とす」となり、
look overにすると「見渡す」となる。
He overlooked the report.
「彼は報告書を見落とした。」
He looked over the report.
「彼は報告書に目を通した」
となる。ややこしいので一気におぼえよう。
こっからは雑談です。男の完全な趣味の世界。
overseas「オーバーシーズ」という時計がある。
正確にはVacheron Constantin「ヴァセロンコンスタンタン」(略:VC)という時計会社のオーバーシーズというモデルだ。その昔、海外に船旅などで行くときに使う目的として作られたのがはじまりだ。
因みに今はリシュモングループ傘下のVCだが創業以来休眠期間がないという意味で現存する最古の時計(1755年)メーカーである。
(創業自体が一番早いのは1735年のブランパン:スウォッチグループである。ただし休眠期間あり)
このVCはオーデマピゲ(AP)パテックフィリップ(PP)とあわせて世界三大時計メーカーと呼ばれている。英語ではholy trinity(三位一体)。その昔、王族や貴族にも時計を卸したり、受注生産のいわゆるユニークピースというものを作っていたりする。
この下にブレゲ・ランゲアンドゾーネ(ドイツのメーカー)を入れて世界5大時計などと呼ぶ。
この二つも3大時計と扱いはほぼ変わらないがブレゲは後継者がいなく、ランゲは戦争で一度歴史が途絶えている。
ブレゲはマリーアントワネットの懐中時計と聞けば歴史好きの人はなんとなく知ってるかな?
この下にジャガールクルト(元3大時計メーカーのムーブメントサプライヤーから自社時計生産開始)わけわからない超複雑時計を手がける実力派集団
ブランパン(さっき出た)最古の時計メーカーとなっていく。
覚えていて損はない。興味を持ったら調べてほしい。また機会があれば続きを書こう。
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